私の都合じゃないのに…
変えられない事の例
生徒の皆さん、
夏期講習の申し込みはしましたか?
先生!親が、夏期講習のお金ないから
行かせられないっていってました
それは、シャチ子さんが
行きたくないんじゃないですか?
っ!?・・・(自分の都合じゃないのに…)
このように自分の都合ではないのに
失礼な言葉を受けると、理不尽さに不快な感情になります
ですが
お金が無い事も、先生の言動も自分にはどうしようも出来ない
変えられない事です
ここで感情的になっても
自分にとって意味がないと自覚できるようになると
少し視野が広がります
人間ってそんなもんだよね
その考え方は後ろ向きな事ではなく
むしろ成長です
感情は自分への関心です
この感情から解放された時、相手に関心を持ち始めるのです
ニーバーの祈り・影響を与えた名言
神よ、我に与えたまえ
変えられない事を受け入れる心の平静さと
変えられる事を変えていく勇気と
それらを区別する英知とを
ニーバーの祈りの言葉を初めて知ったのは
王道な自己啓発本にもこの名言が使われていた事から
まさに人生の真理と言えます
相手にどう思われているかや相手の言動などは
自分には変えられないこと
そこにばかり目を向けていたら
『変えられること』に目を向ける
余裕や分別を持てなくなってしまいます
愛と依存の分別
知恵が身についてくると、自分の感情をコントロールできて
誰かを愛する準備ができるようになります
しかし簡単にはいきません
愛と混同し複雑にするのが依存です
愛とは
自己の感情を切り離し、相手に関心を持って行動する事です
相手を理解する努力をし、その人を愛する意思を持ったとしても
相手の意見を全て飲み込む事は共依存になります
愛がある場合
お金がないから夏期講習行けないって、仕方ないし
変えられない事だよね
変えられないことは
受け入れると楽になります
お金がないという相手の環境を理解する事ができます
依存の場合
就職しなさいって言うけど、他にも選択肢はあるよね?
相手の事を尊重してない。反抗してやる!!
愛とは
一般的に正解な道を歩かせる事ではありません
相手を理解する努力をし、耳を傾け、無知を助ける事です
理解してもらえていると相手が感じた時
相手も就職する事に理解を示すかもしれません
しかし、就職するかどうかは
他者がコントロール出来る事ではありません
相手に過剰な期待を抱いている時は
それは依存である可能性があります
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