価値観が違う人と、お互い理解して尊重しあうにはどうすればいいんだろう
相手のことが理解できなくて
尊重しようにもどうすればいいのかわからないと
悩むことがあります
結論を言うと
「お互いの価値観を大切にすることで、お互いに納得する解決」ができます
「私はこう思ってる」
というお互いの心理的な部分を大切にするということです
では、そんなお悩みの原因を解決します
今回は「お互いを尊重する方法」について解説します
この記事を見ることで、今後の人生に新しい考え方をもたらしてくれます
本記事の内容
・お互いに納得して解決するまでのプロセス
・みんなが納得する第3の案
・お互いの違いを尊重する
後ほど紹介する「7つの習慣」には具体的な習慣化する方法が語られていて、
その書籍は全世界4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラーです。
5分で読めるので習慣を手に入れたい人はぜひ最後まで読んでみてください。
7つの週間とは?
スティーブン・R・コヴィーによって書かれ1996年に出版された書籍です
ビジネス書とされていますが、人生哲学や成功哲学といった自己啓発として読まれています
『人生の全ての成功には原則があった』がこの本のテーマであり、
物の見方や捉え方、つまり
価値観が自分の習慣にどのように影響を与えているのかを説明しています
お互いに納得して解決するまでのプロセス
価値観が違う人と協力することで「シナジーを作り出す」
この著書では
他人と協力し合い、良い結果を生むことを
「シナジーを作る」と言います
シナジーの本質は、
お互いの違いを認め、尊重し、
自分の強みを伸ばし、弱いところを補うことです
その結果、
全体の満足度の合計が
個々の部分の総和より大きくなります
人間には男女の肉体的な違いだけではなく、
「社会的」、「精神的」、「情緒的」な違いがあります
これらの違いが
お互いの自尊心を育み、価値を生かし、
一人一人が成熟して自立し、
支え合って協力し合う、相互依存の関係を
築く機会を与えます
しかし、自ら行動するのは不安がつきます
どんな試練が待ち受けているか、わからない壁に
自ら立ち向かっていくからです
それでも心を開いて
なんでも自分勝手に決めつけて生きるのではなく
人を愛し
人のためを思っていきることで
「シナジーを作り出す」ことができます
シナジーとは
「Win-Winの精神」、「共感の傾聴のスキル」を
行った結果、作られものです
まずは、これらの考え方と方法を知る必要があります
詳しく解説した記事があるので、ぜひ読んでみてください
誰もが意見を言い合えるコミュニケーション
家庭やその他場面において、
自分の周りに殻をつくり
防衛的なコミュニケーションの仕方を
していることはよくあります
自分のことで精一杯で視野が狭くなっていると
コミュニケーションは大きな壁になってしまいます
けれど、学校生活を思い返して
学生や先生の間で、なんでも言い合える環境を
作ろうだなんて、今の私にも簡単な話ではありません
けれども、家庭や友達など
大切にしたい人たちの小さな輪から
お互いに尊重し合える環境に、変わっていきたいと思っています
お互いに協力して生まれる「シナジー」には
勇気を必要とする瞬間があります
自分自身にとことん正直になり、
自分の本当の姿を見せ、自分の内面、
あるいは組織や家族の状況に正面から向き合い、
その結果、
どうしても言わなければならないことに気づくからです
それを口にするには、
大きな勇気と愛情がなければできないことです
だから、
相手も心を開いて正直になり、本当の自分をさらけ出す
その瞬間から
シナジーのコミュニケーションが始まります
意見は正しくなくていいんです
専門家でもなければテレビに出てるわけでもないですから
「自分はこう思う、こう感じる」
それが多様性ある解決になります
自分の本当の姿を見せ、
自信を失った経験も含めて、自分のことを率直に話すほど
それを聴いてる人たちは
自分の経験を正直に話してもいいんだ、という気持ちになります
そこに真の創造的な共感が生まれ
新たな見方や学びが、
シナジーを作り出すコミュニケーションになります
信頼関係とコミュニケーションの質
コミュニケーションは
信頼関係と協力度合によって成り立ちます
もっとも低いレベルでは
自分の立場を守るコミュニケーションになります
中間のレベルは
お互いを尊重するコミュニケーションです
なぜ中間レベルなのかというと
相手に敬意は払うけれど、共感はしないため
「お互い別々に解決する」
という選択になるからです
もっとも高いレベルが
シナジーを創り出すコミュニケーションです
強い信頼と協力関係から生まれるシナジーによって
最初の案よりもはるかに上回る結果になります
お互いの意見を活かした、第3の案が見つかるのです
みんなが納得する第3の案
第3の案を探す
ねぇ、しゃち子
どうしたの?
そろそろ、実家にお金入れて欲しいのよ
あなたも実家で一緒に暮らしているでしょう
仕事といってもブログをやってるから、収益がなくてお金払えないんだよ
どちらの言い分もわかります
お互いの意見に違いがあった時
どうするのがいいんでしょうか
①もっとも低いレベルのWin-Lose or Lose-Win
向こうも強く言ってこないし、お金入れなくてもいっか
低いレベルのコミュニケーションは
自分の立場を守ることを優先にします
(ついこの間までの私です)
けれど、自分を優先にするWin-Loseをしていると
相手の信頼を失うため、目先の利益があっても
長期的にはお互いの関係を壊す、Lose-Loseになりかねません
いざ困った時、誰も助けてくれません
②中間レベルの尊重的(妥協的)
あなたが払いたくないのは尊重するわ
私は、お金を出してくれる人だけ実家に住ませるから
あなたは安いところの家賃でも借りて、暮らしてね
お互い家族なのだから、支え合う解決があるはずなのに
尊重はするけど、
心が通っていない事務的な解決になります
③もっとも高いレベルのシナジー的(Win-Win)
実家に住めるのはありがたいし、感謝してる
収益はないけれど、貯金がないわけじゃない
私も甘えていたから、これからはバイトも初めて実家にお金を入れるよ
私もあなたの状況はよくわかったわ
ブログは時給で働くものじゃないものね
収益が出るまでは、あなたに負担のない範囲で協力してくれたらいいわ
意見の違いが、関係を壊す一方で
違いこそが、
お互いの絆を強くすることもできます
お互いの意見に共感し、お互いのためを考え
それぞれが最初に出した案よりも良い
第3の案を見出す努力ができます
「第3の案ができない」ネガティブなシナジー
ご飯食べ終わったから、寝るよ
あなたのお皿も私が片付けるの?
俺は仕事をしているんだから、家事をするのが君の役割だろう?
ちゃんとお互いを補って、支え合ってるじゃないか
わかったわ・・・
物事を二者一択で考える人は
第3の案を探すのが難しくなります
先ほども述べたように
お互いの違いは、肉体的なだけでなく
「社会的」、「精神的」、「情緒的」な違いがあります
それに気づかずに問題を解決したり、
何かを決定したりすると
多くのネガティブなエネルギーが生まれます
「他人の間違いを責める」
「保身に神経をとがらせる」
理屈を並べて自分の立場を正当化しようとします
目の前の大切な相手に向かって、
「これが一般論で常識なんだから、あなたが悪い」
と言うのがあなたの正義ですか?
自分とは違うものの見方、
考え方を知ることこそ
人間関係がもたらす利点であるのに
自分の考え方の枠に、他者を押し込めてしまいます
シナジーの本質とは
自分と他者の違いに価値を置くことです
人生は論理だけで成り立つものではありません
半分は感情によって成り立っているのです
家事が嫌なわけじゃない
ただ、思いやりを持って欲しかったの
たとえ仕事仲間であっても、協力するのが当たり前なんかじゃない
私たちの欲望は心理的なところにあるの
欲望が満たされないのに、協力なんて出来るものではないよ
たしかに、俺は一般論や常識に目を向けていたかもしれない
自分と意見が違うことでも、自分と同じように相手の意見も大切にするべきだったと思う
自分にとっては大したことなくても、相手にとっては大事なことを大切にするべきなんだな
お互いの違いを尊重する
「お互いの違いに価値を置く」
シナジーの本質とはまた
違いを尊重することにあります
俺、回転寿司では同じネタしか食べないんだ
私は、食べたことないネタをいろいろ食べてみたいな
でも、食べたことないネタは怖いし、失敗したくない
これでも美味しいネタを見つけて食べてるんだ
いろいろ食べてみたら、今食べてるネタよりも美味しのが見つかるかもよ?
たくさん失敗して、小さい成功よりも、大きい成功が得られるかもしれない
うーん・・・
自分の意見を言うことも大切ではありますが
まずは、
相手の違いに価値を置くことが、先だったでしょう
人間は一人ひとり、「知的」、「感情的」、「心理的」にも違います
失敗が、自分にとっては
成功の過程であって、大したことではないとしても
相手にとっては
失敗しないことが重要で、
小さな成功の積み重ねで満足しているのかもしれません
二人の人間が違う意見を主張し、
「二人とも正しい」ことはありえるのか
論理的にはありえないですが、
心理的にはありえます
お互いのものの見方の違いを尊重しなければ、
どちらの見方も正しいのかもしれないと思わなければ、
自分の狭い視野の中にとどまることになります
答えは白か黒ではありません
お互いを尊重した、第3の案があるはずです
違いを尊重することによって、
自分の視野が広くなるだけでなく、
あなたという人間を認め、心理的な空気を送り込みます
たしかに、失敗を減らして、確実に美味しいネタを食べる方があなたにとっては満足するってことだよね
正しいひとつの考え方なんてないよね、ごめんね
うん、ありがとう
じゃあ、私はガリ食べようかな
あなたは苦手だよね、戻しておくね
ちょっと食べてみようかな
論理的と感情的、どちらが大切?
力の場の分析
ある心理学者は
「力の場の分析」というモデルを作りました
簡単にすると、現在の能力や状態は
「推進力」と「抑止力」でなり立っています
推進力とは、
合理的、論理的、意識的、経済的な力が働きます
抑止力は、
感情的、非論理的、無意識的、社会的・心理的な力が働きます
俺たちはもう、夫婦らしいことが何ひとつ成り立っていない
この理由で離婚することが、何か間違ってる?
どうせ浮気してるから、そういうこと言うんでしょ!
慰謝料もらえるまで、離婚しないから!
論理的に解決しようとする人
感情的に解決しようとする人
どちらが正しいというわけではありません
合理的、経済的な「推進力」で物事を進めようとすればするほど
感情的、非論理的な「抑止力」が反発します
この両方の力のかかり具合で
お互いの心配事や悩み事をどこまで話せるか
どこまでお互いを尊重して話せるか、が決まります
だからもし、
感情的で非論理的な「抑止力」で
物事が上手くいかなくなったときは、
ここで諦めずに、
シナジーを作り出すのです
Win-Winを考える動機、
まず相手の理解に徹し、そして理解してもらい、
他者と力を合わせてシナジー(第3の案)を作る
これらによって
「抑止力」を「推進力」に変えるのです
君が感情的になっているのは、俺が論理的なことに目を向けていたからかもしれない
君が満足することを望んでいる、話を聞かせてくれないかな
これができれば
離婚を裁判に持ち込む必要はありません
お互いに尊重し、第3の案を見出す「シナジー」
最後に、
シナジーの可能性について話します
シナジーとは
自然界すべての生態系を表しています
問題の「分析」と「解決」に、積極的に関わり
自分のものとして真剣に取り組むほど、
創造力が大きく解き放たれ
自分の解決策に責任を持ち、実行するようになります
お互いを支え合う人間関係において
他者の見方をコントロールすることはできないけれど、
自分の中でシナジーを創り出す多くの要素があります
自分の分析的な側面
「どうしても嫌なこと、やりたくないこと」
「得意なこと、好きなこと、嬉しいこと」
そして、創造的な側面
「私はこの道を選ぶ、選ばない」
「これはしない、これは続ける」
この二つの側面を活かせば
自分の内面で、創造的なエネルギーが解き放たれます
シナジーは他者の違いを尊重することができます
相手の意見を信じる必要はありません
相手の意見を認め、理解しようとすることが大切です
自分の考えと、「間違った考え」の
二つしか見えなかったとしても
お互いが納得できる第3の案を探すことができます
まとめ:お互いを尊重して、納得できる解決を探そう
この記事では、「お互いを尊重する方法」について解説しました
要点をまとめると以下の通りです。
- お互いに納得して解決するまでのプロセス
- みんなが納得する第3の案
- お互いの違いを尊重する
自分が思っている以上に、正しい答えなんかなくて
それぞれの考え方の違いこそが
多様性ある、寛容的で、快適な
暮らしが生まれるんだなと思います
この記事は、「7つの習慣」に基づいて自分の考えを書いています
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