今までは学校でひたすら勉学に励んできた。けれど、私はこれからどうしていきたいんだろう
方針というか未来像がはっきりしてないな
結論を言うと
「真の成功とは自分を制し、自分に勝つこと」にあります
この記事を見ることで
今後の人生の脚本を手に入れるヒントがたくさん詰まっています!
では、そんなお悩みの原因を明確にし、解決します
今回は「パーソナル・リーダシップの原則」について解説します
この記事を読むことで
自分が真に望んでいる人生の未来像に気づき
これからどうすれば良いのかを知ることができます
本記事の内容
・終わりを思い描くことで、人生の目的地を知る
・正しい人生の目的地を知るリーダーシップを発揮する
・長期的、短期的な目標を作る
後ほど紹介する「7つの習慣」には
具体的な習慣化する方法が語られており
その書籍は全世界4,000万部、国内240万部を超え
今も読み続けられるビジネス書のベストセラーです
5分で読めるので習慣を手に入れたい人はぜひ最後まで読んでみてください。
「7つの習慣」とは?
スティーブン・R・コヴィーによって書かれ1996年に出版された書籍です
ビジネス書とされていますが、人生哲学や成功哲学といった自己啓発として読まれています
『人生の全ての成功には原則があった』がこの本のテーマであり、
物の見方や捉え方、つまり
価値観が自分の習慣にどのように影響を与えているのかを説明しています
「終わりを思い描くことから始める」とは?
序章では簡略していますが、下記の文章から始まります
ある葬儀に参列する場面を心の中に思い描いてみよう
あなたは会場の前方に進んでいき、桶の中を見る
驚いたことに、そこにいたのはあなた自身だった
これは、今日から三年後に行われるあなたの葬儀だ
ここで深く考えてみてほしい
あなたの葬儀に来た人達に
あなた自身あるいはあなたの人生を
どのように語ってほしいだろうか
その場に集まっている人達の顔をよく見てもらいたい
彼らの人生に、あなたはどのような影響を及ぼしたかったのだろうか
読み進める前に感じたことを簡単に書き留めてほしい
そうすれば
第2の習慣(「終わりを思い描くことから始める」)を
より深く理解することができるだろう
「終わりを思い描くことから始める」とは
自分の葬儀の場面を真剣に思い描いてみると
一瞬でも、自分の内面の奥深くにある価値観に触れたはずです
今までの私は、まずは自分が幸せであることを考えてきた。けれど今は、未来のことよりも現在の自分が楽であるように過ごしてる
人生の目的地を想像した今、自分が今と同じように過ごしていたら後悔することに気づいた
私は彼氏と一緒に過ごす時間を諦めたくないし、母に悲しい思いをさせたくないし、自分の幸せも妥協したくない。そのために稼ぐ力が必要
葬儀に来る人を想像し、世間体や
人の目を気にして生きるのが重要という意味ではないです
けれど、大切にしている人
これからも大切にしたい人のことを想像すると
妥協したくない人生の目的があることに気づくのです
そうすれば、自分にとって本当に大切なことに沿って
今日の生き方を、明日の生き方を
来月の生き方を計画することができ
自分の人生のビジョンを
有意義なかたちで実現できるようになります
終わりを思い描くことで目的地をはっきりさせてから
正しい方向へ一歩踏み出すことができます
これまで思っていた成功とはまったく違うかもしれません
家庭を顧みず、自分の健康を犠牲にしてでも
業績を手にすること、あるいはお金持ちになることを
成功だと思っているかもしれません
けれど、終わりを思い描くことから始めると
目の前にこれまでとは違う視野が広がります
終わりを思い描くとそれが形になる
すべてのものは
まず頭の中で創造され
次に実際に、かたちあるものとして想像されます
第一の創造は知的創造、そして第二の創造は物的創造になります。
家を建てる例をあげると
家の設計図が隅々まで決まっていなければ
釘一本すら打つことはできません
そして家の設計図が決まると
建築計画を立てます
これらの作業が完了してようやく工事が始まります
ビジネスに関しても同様に
失敗する企業のほとんどは
資金不足、市場の読み違い、事業計画の甘さなど
第一の創造(頭の中の創造)でつまずいているのです
子育てにしても
責任を持てる子供に育てたいのなら
そのことを頭において接することで
子供の自尊心や自制心を損なったりすることはありません
頭の中で思い描く創造を怠ったら
影響の輪(自らが影響を与えられるもの、変えられるもの、コントロールできるもの)
はどんどん小さくなってしまいます
人生の脚本を描くのか、それとも委ねるのか
日々の生活の中で「自覚」(脚本を見直すこと)を育て
責任を持って、第一の創造(脚本を描くこと)
を行えるようにならなければ
家族や同僚から押し付けられる脚本どおり生き
幼い頃に教え込まれた価値観
あるいは周りのプレッシャーに反応するだけの生き方になります
親に言われるがまま就職したとしても、その選択は自分で決めたことであって、自分の人生の責任は親がとってくれるわけじゃない
責任とは自分で脚本を描くこと
自分が望む結末を創造したのなら、周りにどう思われようと、その結末になるように今の行動を変えていかないといけない
私たちの内面の奥深くにある
弱さと依存心、愛されたい
どこかに属していたいという欲求に負けると
他者が押し付ける脚本を受け入れてしまうのです
第一の創造によって自分の人生を自分の手で描く
それができれば、第二の創造で主体的な自分ができます
主体的な人について解説している記事があります
マネジメントの前にリーダーシップが必要
マネジメントは
目標を達成するための手段を考えます
それに対してリーダーシップは
何を達成したいか、目標を考えます
リーダーシップは第一の創造であり
正しい方向に進んでいくための、リーダーシップを発揮しなかったら
マネジメントがいかに優れていても、失敗は避けられないのです
私たちに必要なのは
はっきりしたビジョン、明確な目的地です
今はバイトで忙しいけれど、働いた分だけ給料が貰えるし、周りも努力を認めてくれる
けれど今後自分がどうありたいのか、どのように過ごしたいのかを創造するとバイトだけでは叶えることができないことに気づくよね
ある程度バイトでお金が貯まったら、それを消費や貯金だけじゃなくて資本に、今より稼げるために投資する必要がある
マネジメントばかりに目を向けていると
能率・効率やルールにとらわれてしまい
方向性や目的、自分や相手の想いを
見失ってしまいます
能率よく自己管理や目標達成に取り組むことを考えるより
まずは自分自身の価値観を明確にする必要があります
人生の脚本を書き直す:幸せと成功の創造者になる
主体性、つまり
約束や目標を実行し、自分の反応を選択する責任を持つこと
その土台は「自覚」(人生の脚本を見直すこと)です
想像力を働かせると
まだ眠っている、自分の内に秘めた能力を
頭の中で開花させられます
また、良心を働かせれば
変えられないことや変えられることを区別する
または自分は脚本に従って生きているということを理解し
それらを身につけ、実践するための
自分自身のガイドライン(目標に沿った方向性)を決められます
自覚という土台に、想像と良心を乗せれば
自分自身の脚本を書く力が得られるのです
私たちは他者から与えられた
多くの脚本に従って生活しているため
すでに持っている自分の内面にある
考え方や見方が不正確であることに気づき
今の人生の脚本が不完全であることがわかれば
自分から脚本を書き直すことができるのです
就職しない選択肢は、なんでも思い通りになると思ってるわがままなことなんだろうな
就職して自立した大人になるべきなのかな
その考えはもしかしたら、両親や周りの人から影響を受けた考え方なんじゃないかな
まずは、自分がどうなりたいのかを想像して、どうすれば想像した結果になれるのか目標に沿った具体的な方向性を決めることが大事だと思うよ
たしかに就職するかどうかばかりに目を向けて、最終的にどうなっていたいかの明確なビジョンが見えていなかったかも
私にとっての幸せは、自分や大切な人が犠牲になったり、不自由な思いをしないで暮らすこと。そのためにはお金が必要
だからこそ、嫌なことを頑張るんじゃなくて、自分が相対的に楽に稼げる仕事を見つけて、お金が集まるように行動する必要がある
自覚を育てていくと、多くの人は
自分が手にしている脚本の欠点に気づきます
まったく無意味な習慣
人生における真の価値とは一致しない習慣が
深く根付いているのです
効果的(最善)な脚本とは
自分自身の価値観と一致する脚本です
私たち人間は、自分の想像力と創造力で
効果的な生き方の脚本を書くことができます
例えば
自分に対して相手が気に障る行動をとると
すぐに身構え、闘う態勢になります
長期的な成長や理解に目を向けず
今この瞬間の相手の行動が気に食わず
目先の闘いに勝とうとします
この章の冒頭で行ったように
自分の葬儀の場面を想像してください
自分と相手の関係が、その場しのぎの
応急処置的な闘いの積み重ねではなく
愛に満ちた結果であってほしいと思います
それなのに、目の前の心配事や
相手の些細な行動に気をとられ
もっとも大切なことを見失います
その結果、心の奥にどんなに相手のことを想っていても
相手に対する自分の態度は
まるで正反対なものになってしまうのです
けれど人間には自覚があり
想像力と良心もあります
だから、自分の奥底の価値観を見つめることができます
自分の生き方の脚本が
その価値観と一致していなければ
それに気づくことができます
また、その価値観をしっかりと頭に置いて
一日を始めることも可能になります
そうすれば
どんな試練にぶつかっても、どんな問題が起きても
その価値観に従って行動することができます
感情に流されず、起こった状況にうろたえることもありません
自分の価値観が明確だから
本当の意味で
主体的で価値観に沿った人間になれるのです
長期的、短期的な目標を立てる「ミッション・ステートメント」
終わりを思い描くことから始める習慣を身につけるには
個人のミッション・ステートメントを書くのが
もっとも効果的です
個人のミッション・ステートメントには
どのような人間になりたいのか(人格)
何をしたいのか(貢献、功績)
そしてそれらの土台となる
価値観と原則(人類共通の根本的な心理)を書きます
著書では「ミッション・ステートメントはその人の憲法」と述べていますが、その憲法を破ってしまうことは日常茶判事ですので、まずは目標と捉えて長期的、短期的なミッション・ステートメントを考えてみましょう
終わりを思い描くことで創造したことは、心身ともに健康であること、
自分で解決する習慣や稼ぐ力を身につけること
そのための短期的な目標は、睡眠時間を削らない、ヨガと筋トレを続ける、健康的な食事をする、ブログを書く習慣をつける、迷ったらすぐ調べる癖をつける
長期的な目標は、自分や大切な人の幸せを諦めないこと
ミッション・ステートメントがあれば、
・変化に適応しながら生活ができる
・偏見を持たずに、現実をありのままに受け止めることができる
・自分の内面に主体性を持って行動できる
・人生を方向づけるビジョンと価値観ができる
・長期的・短期的な目標を立てることができる
このミッション・ステートメントに照らして
自分の時間、才能、労力を
効果的に活用できているかどうかを
判断することができるのです
幸せ・成功は原則が中心にある
内面の中心にあるもの
影響の輪(関心・行動の輪)の中心に
自分の努力を傾けることによって、大きな成果を達成できます
自分の人生の中心に置くものが何であれ
それは安定、指針、知恵、力の源になります
安定とは、自分の存在価値、アイデンティティ、心のよりどころ、自尊心、人格的な強さ、安心感のことです
指針とは、人生の方向性を決める脚本です
目の前で起こっていることを解釈するときの基準、つまり
意思決定、行動基準です
知恵とは、自分の人生観、発言や行動する上での判断基準とするものです
力とは、行動する力、深く根付いた習慣を克服し、より良い、より効果的な習慣を身につける力です
この四つの要素(安定、指針、知恵、力)は
相互に依存し合っていて
心の安定と明確な指針は
正しい知恵をもたらし、力を正しい方向に放ちます
この四つの個々の要素が
お互いを高め合い、一つにまとまると
自分の人生を自分でコントロールできるようになり
自立した強さが生まれます
あなたの中心を明らかにする
人は誰でも自分の中心を持っています
普段はその中心を意識しておらず、その中心が
人生に大きな影響を及ぼしていることにも気づいていません
ここで、人生を支える四つの要素(安定、指針、知恵、力)を見つめることで
自分の中心を認識できます
次の記述を読んで、当てはまるものがあれば
あなたの人生の中心となっている可能性が高いです
その中心があなたの最善な生き方を抑えつけていないかどうか、考えてみましょう
「配偶者」中心だったら | |
安定 | ・心の安定は、相手の行動や態度に左右される。 ・相手の気分や感情に過剰に反応する。 ・相手と意見が合わないと、あるいは相手が自分の期待に応えてくれないとひどく失望し、喧嘩になるか、逆に自分の殻に閉じこもってしまう。 ・相手との関係に入ってくることは何でも脅威に感じる。 |
指針 | ・自分が進む方向は、相手のニーズや欲求で決まる。 ・結婚生活に最善であるかどうか、あるいは相手の好みや意見を基準にして自分の意思を決める。 |
知恵 | ・自分の人生観はポジティブあるいはネガティブなことであっても、相手に関わること、夫婦関係に影響することに限られている。 |
力 | ・行動する力は、相手と自分の短所に左右される。 |
「家族」中心だったら | |
安定 | ・家族に受け入れられ、家族の期待に応えることで心の安定を得る。 ・心の安定は、家庭の状況で変化する。 ・家族の社会的評価が良ければ自分の価値を保てる。 |
指針 | ・正しい行動と態度は家族の脚本をベースにしている。 ・意思決定の基準は家族にとって良いこと、家族が望んでることに制限される。 |
知恵 | ・家族のレンズを通してすべての物事を見るので、物事に対する理解が一面的になり、家族が良ければよいという狭い考えを持つ。 |
力 | ・行動は、家族のルールや伝統に制限される。 |
「お金」中心だったら | |
安定 | ・自分の存在価値は資産の額で決まる。 ・経済的安定を脅かすものに過剰に反応する。 |
指針 | ・利益があるかどうかを基準にして自分の意思を決める。 |
知恵 | ・金を儲けるというレンズを通して人生を見ているために、判断に偏りがある。 |
力 | ・狭い視野の範囲内で、自分が持っているお金でできることしか達成できない。 |
「仕事」中心だったら | |
安定 | ・勤めている会社や職業で自分の価値を決めてしまう。 ・仕事をしているとき以外は何となく落ち着かず、不安である。仕事をしているときだけ安心できる。 |
指針 | ・仕事に必要かどうか、会社から求められているかどうかを基準にして自分の意思を決める。 |
知恵 | ・自分の仕事の役割に制限される。 ・仕事を人生そのものととらえる。 |
力 | ・行動は、仕事上のロールモデル、仕事で得られる機会、所属する組織の規模、上司の意見、ある年齢になったら今の仕事はできなくなる制約に縛られている。 |
「所有物」中心だったら | |
安定 | ・心の安定は、自分の評価や社会的地位、所有物から得ている。 ・自分の所有物と他社の所有物を比べる傾向がある。 |
指針 | ・自分の所有物を守り、増やし、あるいは良く見せられるかどうかが物事を決める基準である。 |
知恵 | ・経済力や社会的地位の比較で世の中を見る。 |
力 | ・行動する力は、自分の経済力や社会的地位の範囲内に制限される。 |
「娯楽」中心だったら | |
安定 | ・楽しくて「ハイ」になっている状態の時にしか心の安定は得られない。 ・心の安定は周りの影響に左右され、長く続かず、楽しくないとやる気が起きない。 |
指針 | ・どうしたらもっとも楽しい気分になれるかが物事を決める基準である。 |
知恵 | ・自分が楽しめるかどうかの観点から世の中を見る。 |
力 | ・自分から行動する力はほどんどない。 |
「敵」中心だったら | |
安定 | ・心の安定は敵対する相手の一つ一つの動作や行動に揺れ動く。 ・敵対する相手が何をしているのかいつも気になる。 ・敵対する相手に同じように批判的な人を探し、自分を正当化する。 |
指針 | ・敵対する相手の行動に引きずられ、「半依存」の状態になっている。 ・敵対する相手をどうしたら困らせられるかを基準に物事を決める。 |
知恵 | ・判断力が狭く、歪んでいる。 ・自己防御の意識が強く、過剰反応し、被害妄想を抱く。 |
力 | ・怒りや妬み、恨み、復讐心が力の源泉となっている。こうしたネガティブなエネルギーがポジティブなエネルギーを吸い取ってしまい、他のことをする余裕がなくなる。 |
「教会」中心だったら | |
安定 | ・所属する教会の活動、その教会の有力者から自分がどうみられているかによって心の安定を得る。 ・他者の宗教的信条との比較にアイデンティティを見出してる。 |
指針 | ・自分が信じる宗教の教義の観点から自分が他者からどう見られているかを基準に行動する。 |
知恵 | ・「信者」か「非信者」か、自分が所属する教会の一員かどうかで他者を判断する。 |
力 | ・所属する教会の社会的立場や役割から力を借りる。 |
「自己」中心だったら | |
安定 | ・心は絶えず不安定である。 |
指針 | ・自分の気分が良くなるか、自分が欲しいものは何か、自分が必要なものは何か、自分にとって利益があるかを基準に物事を判断する。 |
知恵 | ・出来事や周りの状況、決定事項が自分に及ぼす影響の観点から世の中を見る。 |
力 | ・相互依存的な人間関係の利点を生かせず、自分の力だけで行動するしかない。 |
ほとんどの人は、複数の中心が組み合わさっています
この中心がころころと変わる人の人生は
まるでジェットコースターのように不安定です
感情の起伏が激しく、指針はブレて、知恵も、力の供給源も、揺るぎない自尊心も生まれません。
そのため、これから述べる正しい原則を中心に持つことで、そこから常に高いレベルの四つの要素(安定、指針、知恵、力)を得られることが理想です。そうすることで、主体性を発揮することができます。
原則中心
人生の中心に正しい原則を据えれば、人生を支える四つの要素を伸ばしていく堅固な土台ができます。
正しい原則はどんなものにも影響されず、人生を安定させます。突然怒ることもなければ、別れてほしいと言い出すこともないし、私たちの隙につけいることもありません。
原則は、近道でも、その場しのぎの応急処置でもない、他者の行動や周りの状況に頼ることもなく、「ここにあったと思ったらいつの間にかなくなる」こともなく、火災や地震で壊れもしなければ盗まれることもありません。
原則は、人間の内面にすでに存在している、人類共通の根本的な心理です。つまり原則に従うとは、全体をバランスよく眺めて最善の解決策を見出す努力することなのです。
人間の成長をつかさどる原則を理解すると、他にも正しい原則を自信を持って探し求め、学ぶことができます。そして学べば学ぶほど、世界を見るレンズの焦点を合わせられるようになります。
原則が変化することはありません。私たち自身が変化し、原則を深く理解できるようになるのです。
「原則」中心だったら | |
安定 | ・心の安定は正しい原則から得られるから、周りの状況や環境に揺り動かされることはない。 ・自分の人生において、自分の体験を通して、真の原則を実証できることを知っている。 ・正しい原則は、自分の成長を測る尺度として、正確に、一貫して、確実に機能する。 ・正しい原則を通して、自分の能力の手順を理解する。その結果、学び続ける自信がつき、知識が増え、物事に対する理解が深まる。 ・心の安定の源から、不変で不動の中心が生まれ、その頑固たる中心を持つことで、変化を心躍る冒険ととらえ、有意義な貢献をする機会と考える。 |
指針 | ・行きたい場所とそこに到達する方法を指し示すコンパスによって導かれる。 ・正確なデータがあるから、実行可能で有意義なことを決断できる。 ・その時々の人生の局面、感情、状況から一歩離れて全体をとらえ、決断を下すことができる。 ・どんな状況に置かれても、原則に導かれた良心に従って決断を下し、主体的かつ意識的に最善の方法を選ぶ。 |
知恵 | ・長期的な影響を幅広く考慮し、適切なバランスと静かな自信を反映した判断力を持つ。 ・反応的な人たちとは違うものの見方をし、彼らとは異なる考え方、行動をとれる。 ・将来を見据え効果的に生きるための基本的な見方を通して世の中を見る。 ・世の人々のために自分が貢献できることを念頭に置いて物事を考える。 ・前向きなライフスタイルを取り入れ、他者の成長を支援する機会を積極的にとらえる。 ・人生で体験することのすべてを、学習し貢献する機会ととらえる。 |
力 | ・自然の法則と正しい原則を理解し尊守することで、原則がもたらす自然の結果によってのみ制限される。 ・自覚と知識を持つ主体的な個人となり、他者の行動や態度に制限されることはほとんどない。 ・他者と相互依存の関係を育てることによって、自分が持っているリソース(資源)でできることははるかに超える成果を出せる。 ・現在の経済的制約や周りの状況の制約に左右されずに主体的に決断し、行動する。 |
原則中心の生き方をしていると効果的な人生の土台ができます。
第一に、他者や状況の影響を受けて決断するのではなく、自分が一番良いと思うことを主体的に選択します。意識的にさまざまな要素を考慮した上で、決断を下します。
第二に、長期的な結果を予測できる原則に従って決めるため、自分の決断はもっとも効果的だと確信できます。
第三に、自分が選択したことは、人生においてあなたがもっとも大切にしている価値観をさらに深めます。自分で考えて下した決断をするのですから、自分の人生全体に質と意味をもたらしてくれます。
第四に、自立した人間であるため、相互依存の関係も効果的に活かせます。誰かに頼めることは頼み、時間や場所を変更することもできるでしょう。
最後に、あなたは自分の決断に納得しています。どちらを選んだとしても、そのことに意識を集中し満足できます。
原則中心の人は違った見方ができるため、考え方も違ってくるし、行動も違います。揺るぎない不変の中心から生まれる心の安定、指針、知恵、力を持っているため、主体性にあふれ、きわめて効果的な人生の土台ができるのです。
イメージ化と自己宣誓書(じこせんせいしょ)
人生のミッション・ステートメントを書き上げれば終わりというわけにはいきません。自分の人生のビジョンと価値観を常に意識し、それにふさわしい生活を送る努力を続ける必要があります。
例えば、自分が両親に対して、愛情深く接することを自分の価値観として、ミッション・ステートメントに書いたけれど、日々の生活では、両親に対し過剰な反応をしてしまう態度を克服できずにいるとします。
そこで、自分の日々の生活で大切な価値観に沿って行動できるように、イメージ力を使って「自己宣誓書」を書いてみます。
「両親が気に障る振る舞いをしたとき、私は(個人的)、知恵と愛情、意思が強くしっかりした態度、そして自制心を持って(ポジティブな姿勢)対応する(現在形)ことに、深い満足感(感情)を覚える。
良い自己宣誓書は五つの条件を満たしています。個人的な内容であること、ポジティブな姿勢が表現されていること、現在形で書かれていること、視覚的であること、感情が入っていることです。
この自己宣誓書を頭の中でイメージします。両親が気に障る振る舞いをしたときの状況、いつもの自分だったら短気を起こしてカッとなるような場面を思い描きます。
しかし、自己宣誓書を意識した想像の世界では、いつものような自分の反応はしません。自己宣誓した通りに、愛情と力と自制心を持って、その状況に対応しています。
このようにして、自分の価値観とミッション・ステートメントに従ってプログラムや脚本を書くことができるのです。
今までは、自分の部屋のドアを勝手に開ける母親にブチギレた後で後悔していたけれど、イメージ化することで冷静に対応できるようになった。自分をコントロールできた成長ををうんと褒めてあげたい。
毎日これを続けてるいると、日を追うごとに自分の行動は変わっていきます。自分の親、社会、遺伝子、環境から与えられた脚本に従って生きるのではなく、自分自身が選んだ価値観をもとに、自分で書いた脚本通りに生きることができます。
まとめ:人生の脚本を見直してみよう
この記事では、「終わりを思い描くことから始める」について解説しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 終わりを思い描くことで、人生の目的地を知る。
- 自分の人生の脚本を作る。
- 原則を中心に据えると、揺るぎない人生の土台ができる。
愛する人を亡くしたり、重い病気にかかったり、逆境に立たされたりすると、誰しも一歩下がって自分の人生を眺めざるを得なくなります。「本当に大事なことは何なのか?なぜこれをしているのだろう?」と自分に問います。
けれどこのような体験を実際にしていなくても、私たちは想像力を働かせて、自分の葬儀の場面を思い描いたりすることで、自ら意識的に視野を広げていくことができるのです。
ブログを収益化する方法(おまけ)
ブログを収益化したい方は、WordPressがおすすめです。WordPress.orgは広告収入や商品をおすすめするアフィリエイトで稼ぐことが出来て多くの人が使用しています。
まずはエックスサーバーを契約しましょう。月額1000円程かかりますが、キャンペーン期間に申し込むと初期費用無料や月額割引が適用されます。
サーバーを契約した方でブログテーマに悩んでる方、もっと直感的にテキストの装飾がしたい方は「swell」が断トツでおすすめです。
ブログをこれから始める方はTsuzuki Blogのブロガーさんを参考にすると取り組みやすいです。筆者もこの方を参考に始めました。
コメント